こんにちは。ふわりです♪
2022年4月に購入したレンズ「ZEISS Batis 2/40 CF」の作例シリーズ。
今回は2022年5月上旬、風の強い晴天の午後に撮影した江ノ島と海の写真40枚です。13時41分~14時53分の1時間強で撮った写真をF値別(F2~F10) で順にアップします(オマケで短い動画3本あり♪)。
このレンズで海を撮るのは初めて☆ 感想は「同じ海でもF値を変えて撮ると雰囲気が変わって楽しいな♪」です。
ZEISS Batis 2/40 CFレンズに興味のある方、海の写真を見たい方はどうぞご覧くださいませ(^^)/
2022年9月2日 2022年9月2日
この記事の目次
F値(絞り値)別の作例(F2~F10)
【機材】SONY α7II + ZEISS Batis 2/40 CF
撮影情報
- 撮影モード:Aモード(絞り優先)
- ファイル形式:RAW + JPEG
- ホワイトバランス:太陽光(場合により青みプラス)
- 周辺光量補正:オート
- 天候:晴天、24度、強風
- 日時:2022年5月上旬 13時41分~14時53分
全体的に白飛びしないように露出を抑えめに暗めに。また午後になると空が霞んでブルーグレーに近い色合いになりますが、PLフィルターを持っていないため、後で調整するつもりで撮りました。
撮影後、RAWデータをLuminar4 で調整したものは調整後の作例も含め、F値(絞り値)別にF2~F10まで順にアップしていきます。
縦長写真は600 × 900pxのみ。横長写真は長辺790pxでアップし、写真をクリックまたはタップしていただくと長辺1200pxのものがご覧いただけます。
では、どうぞ(^^)/
(1) F2
例1
例2
↓
- 1枚目:Super Sharp
- 2枚目:Classic B&W
(2) F2.2
例1
例2
↓
- 1枚目:Remove Color Cast
- 2枚目:Super Sharp
例3
↓
爽やかな青空と海、セーリングのカラフルな帆の色を出したくて調整。イメージ通りに出来ました(^^)
(3) F2.5
例1
- Super Sharp
例2
↓
- 1枚目:Remove Color Cast
- 2枚目:Super Sharp
人物が浮き上がるように撮れていました。このレンズすごいかも!
例3
- Remove Color Cast
例4
↓
- 1枚目:Contrast Enhancer
- 2枚目:Remove Color Cast
Contrast Enhancer は爽やかさが出ました(^^)☆
例5
↓
- 1枚目:Contrast Enhancer
- 2枚目:Super Sharp
(4) F5
例1
↓
- 1枚目:微調整
- 2枚目:Mood Enhancer
手前の砂浜の水のツルン♪とした質感をそのまま写し出してくれてる!すごい☆
この質感を残しつつもう少しイメージに近づけたくてLuminar4 のプリセットで調整。見た目に近いのは1枚目、イメージに近いのは2枚目です。いつもはかなり大胆にシブかっこよく仕上がることが多くスルーしがちなMood Enhancer ですが、今回はイケました(^^)/
例2
↓
- 1枚目:Super Sharp
- 2枚目:Classic B&W
例1とほぼ同じ場所で、犬がボディボードに乗っているのを初めて見まして「可愛い❤」と目がハートになり、そこに焦点を合わせて撮りました。
もやっとした写真はSuper Sharpを使うと大体いい感じになりますね。本当はもう少し色をいじってイメージに近づけたかったのですが破綻しそうでしたので、モノトーンにしたところご主人とワンちゃんがシルエットになりました。こういうのが出来るのも楽しいですね(^^)
(5) F7.1
例1、2
- 1枚目:Super Sharp
- 2枚目:JPEG撮って出し
例3、4
- 1枚目:JPEG撮って出し
- 2枚目:微調整
F7.1で露出を少し上げて撮影。全体を撮りたいときはこれくらいから自然な雰囲気で撮れそうです。
例5
F7.1で白飛び気味に撮りました(JPEG撮って出し)。次にこの写真の露出を下げてみます。
↓
砂の模様がドンドンくっきり見えてきました。よく撮れていますね。
(6) F9
例1、2
- 1枚目:JPEG撮って出し
- 2枚目:Super Sharp
例3
↓
- 1枚目:Remove Color Cast
- 2枚目:Super Sharp
F9だと全体的にわりと均一に色が乗ってくれるので、どちらも爽やかに出来ました(^^) Super Sharpは全体的に荒々しい感じがするので、もう少し強度を下げた方がイメージに近づけそうです♪
(7) F10
スイングパノラマモードで撮影。オマケでお楽しみください(^^)
F2とF9の比較
F2 | F9 |
---|---|
(13:57)F2、1/5000秒、ISO-100、+1 | (13:58)F9、1/250秒、ISO-100、+1 |
カメラ(SONY α7II)の周辺光量補正設定は「オート」です。F2とF9(JPEG撮って出し)を比較すると、F2はこってり重め。周辺減光してほわんとした雰囲気になっていますね。
オマケの動画3本
(1) 13秒, 19MB (2) 16秒, 23MB (3) 17秒, 25MB
感想まとめ
- F2~F2.2:結構、周辺減光する。しっとりコックリぼんやり夢の中~という感じ☆ 夕暮れ時に撮ったらアンニュイな雰囲気で撮れそう♪
- F2.5:人+景色の場合、人にピントを合わせるとしっかりと描写してくれる
- F5:水のツルン♪ とした質感をそのまま写し出してくれる♪ (七輪で生のホタルイカを撮ったときのツヤ感を思い出しましたw)
- F7~:広い海をそのままバン!と、撮るにはこのくらいからが自然な雰囲気になり良さそう
- 後からRAWデータをいじって色合いを変えると割りと近いイメージに出来る
- ほわんとした雰囲気で撮りたいときはF値を下げて撮り、全体をくっきりと撮りたいときはF9以上にすれば良さそう♪
さいごに
「レンズによってやっぱり方向性って違うものなんだなぁ。」ということを肌で感じた1時間強でした。こういう違いを知るのも楽しいですねo(^^)o レンズのタイプがわかればそれに合った場所、時間、被写体などを選べばOKなので、使い分けができますしね♪
と思いました。夕暮れ時、夜明け前、霧がたちこめる苔むした森etc…いつかそんな場所で撮ってみたいです。絵本や不思議な世界へ入り込めそうな気がしますo(^^)o 振り返って気づいたのですが、今回はF10まででしか撮らなかったので今度はもっと絞った例も撮ってきますね♪
次回は現像ソフトについてちょこっと書きます。徒然ネタに近いですが、良かったら☆
では、また~(^^)/