こんにちは、ふわりです♪
2018年5月、東京カメラ部2017 10選の写真家「和合 幸恵さん」と、アサヒカメラ×東京カメラ部共催「日本の47枚」写真コンテスト47都道府県の栃木県に選出された写真家「長瀬 正太さん」主催の「ほんわかマクロ撮影会」に参加してきました。参加者は20名。約3時間、持ってきたレンズ別で2グループに分かれ教えていただきました。写真家ならではの視点に感心することばかり!とってもいい勉強になりました(*^^*) 撮影会への参加は今回が初めてでしたが、本当に行って良かったです☆
そんな撮影会の様子をご覧くださいませ。
2018年6月16日 2021年1月26日
この記事の目次
和合幸恵&長瀬正太のほんわかマクロ撮影会
当日の流れ
- 長瀬正太さんに教えていただきながら撮影
- 和合幸恵さんに教えていただきながら撮影
- 参加者全員で本日学んだことを復習しながら撮影
1.長瀬正太さんと
ISO感度は固定、ハイキー、アップでふんわり撮るというタイプの長瀬さん。
私が普段撮るタイプと近いかな?
長瀬さんからは、主に構図や被写体探しについて教えていただきました。
物語性を考えて作って撮る
青もみじ
もみじを擬人化し、物語性を考えて撮るのだそうです♪ バイバイ(^^)/ と手を振っているように見せたり、握手しているように見せたり。。面白いですねぇ(^^)
ISOは固定で、基本ISO-100で撮るのが良いそう☆
初めて知りました!今まで何の疑いもなくでAモード、ISO-AUTOで撮影してきました(^^;
振り返ると、心当たりがあります。暗めの場所で撮った時、手ブレはしなかったので気づきませんでしたが、PCで見たら背景がいつものようにツルン♪としていなくて、ざわざわした感じだったのですよね。あれはISO感度が自動でガンガン上がっていたのが原因だとわかりました(^^;
ということで、この日はISO-100でトライ☆
しかし、木の下に入り何気なしに撮ると盛大にブレました。今までメカに頼り切っていたのがバレバレです(^^; 手ブレしないように、息を止めて撮ったのがこちらです(笑)
この時、被写体の探し方、物語性の作り方などを教えていただきました。深いなぁ~♪
上の写真↑はピンあまですねぇ。。そういう場合は、様子を見ながら少しずつISO感度を上げていけば良いそうです☆
視線を誘導するような構図にする
ネモフィラ
マクロレンズならではのアップを開放で!最近、純粋にアップで撮っていなかったのですが、かわいいお花はアップで撮ってあげたいなと思いました(^^)
お花の茎の向きや流れまで考えること。1枚の写真の中で、見る人の視線を誘導するように端から端まで組み立てていくのだそうです。1ショットを撮るために、そこまで丁寧に細かく被写体に向き合い考えられているのだなぁと、感心しました☆
なるほど♪ と、頭では理解したつもりでいざ撮ろうとすると、難しいっ!そんな簡単には習得出来ませんね(^^; 少しずつ自分のものにしていきたいものです。
初めての撮影会参加ということで、ドキドキだったのですが、
と声をかけて気を配ってくださったので、恐る恐る、
と尋ねると、
など、まず褒めてからアドバイスをしてくださるのです☆(褒められて伸びるタイプなので嬉しい♪)そんな長瀬さんとお話していくうちに、緊張感がほぐれていきました。ほんわか穏やかなお人柄にほっと癒やされ、みんな笑顔になっていました(^^)
長瀬さん、丁寧にご指導くださり本当にありがとうございました☆
長瀬 正太さん:関連サイト
2.和合幸恵さんと
ポピーの写真などをとても幻想的に撮られていて、「あんな風にいつか撮れたら最高だなぁ♪」と常日頃憧れている和合さん。ざっくり言うと、長瀬さんと反対で、ローキー、少し引いて撮るタイプだそうです。(実際はもっと言い表せないほど深いですm(..)m)
和合さんからは、主に被写体や光の探し方などを教えていただきました。光の強い午前中は、基本、木陰で撮るそうです。
キレイな木漏れ日と被写体と背景を探して撮る(木陰)
この被写体を、和合Magicで可愛く仕上げるのだそうです!!
ハルジオン
被写体とカメラの高さを合わせて、正面から撮ると良いそう♪ ちょうどいい高さの子を探そう♪
たんぽぽ
アカツメクサ
と、嬉しそうに走ったり、地面すれすれの体勢で撮られている和合さんは、とってもCuteで可愛いかったです(^^) こうして名作が出来上がるんですね~♪
ハイキーで撮る
背景と光がキレイに見える場所を探し、最初はいつも通りハイキーで撮りました。
ふんわり写真がすきなので、2枚目のように被写体にも前ボケをかけてしまうことが多々ありますが、それはアウト!だそう。「自分が心地いいな♪」と思うボケ具合(量や場所)を表現するのはもちろん良いのだけれど、被写体自体にはかぶらないようにすると良いそうです☆
また、和合さんがお手本として撮られたような複雑な緑や茶色などの背景の色や色の変化がキレイに出ていないのですよね。すると、
と叱咤激励・愛のムチをいただき、今度は思い切ってローキー(-0.7と-0.3)で撮りました。
ローキーで撮る
思い切ってローキーで撮ったものを見せるとOKをもらえました。ほっ(^^) ここまでローキーで撮ってもいいんだぁと、目からウロコ。
とのこと。そして後でPCで見た際に、もし暗すぎたらレタッチで少し明るくするのだとか。
なるほど~♪ レタッチはしたことがないので現場で画を完成させようとして撮ってきましたが、もう少し柔軟に考えて撮ってもいいんだなぁと、勉強になりました☆
小さな花
たんぽぽ
和合さんは元気でとってもCute☆ 良さそうな被写体を見つけると、目をキラキラさせて突進していきます(^^) そして真摯にひたむきに向き合う姿が目に焼き付いて離れません。
「光・被写体・前ボケ役・背景ボケ役」などすべてが揃ったら撮る!という潔さ、納得がいかなかったら諦めてその場を離れることも教えていただきました。そして短い絶好な時間帯に集中してその子と向き合うこと。うむうむ、とっても勉強になりますっ♪ これからじっくり被写体探しに時間をかけて、集中して撮っていこうと思いますo(^^)o
和合さん、明るく元気に優しく時にシビアに指導していただき、ありがとうございました☆
和合 幸恵さん:関連サイト
- 東京カメラ部10選 > 個別サイト: Yukie Wago
- 東京カメラ部写真展2018
3.最後は全員で♪
最後は全員で、みんなの原っぱ西側のお花畑に集合し今日学んだことを復習しながら撮りました。
お花畑のカモミール
ここでもやはりネモフィラを撮るのは難しく(^^; カモミールに主役になってもらいました♪
カモミールと向き合うのは初めて!こんなに可愛い子だったんですね♪
というアドバイスのもと切り取った3枚です。いつも以上に被写体にギューッと集中して撮りました。どこに着目して撮ったか伝わるといいな(^^)
オマケ:参加したきっかけ
という思いが強くなり、2012年4月にミラーレス一眼カメラ「SONY NEX-5N」を購入してからはや6年。最初から何か賞を取りたいとか、どんどんうまくなりたい!という気持ちは無く、ただその気持だけで飽きもせずに撮ってきました(笑)参考にしてきたのは「写真の本、ブログ、αCafeのコメント、友達の意見」でしたが、シャッタースピードやら数値などの小難しいことを目や耳にすると、すぐに拒絶反応が出て脳が停止モードに切り替わってしまうのが難点でした(^^; 「感覚に任せて撮りたいように撮りたい!」という気持ちが強いんですね(^^; でも1年くらい前から、
プロはいったい何が違うのだろう?知りたいな。
という気持ちが芽生え始めました。しかし、私にとって最初の1歩を踏み出すというハードルが想像以上に高く、
ついていけないのではないだろうか?
お金を払って習う価値はあるのだろうか?
と、あれこれ考えてちゅうちょしてしまい、人見知りなこともあり結局行動に移すことが出来ませんでした。でも、以前からFacebookにアップされる写真を見てとても素敵だなと思っていた和合幸恵さんと長瀬正太さんが合同で撮影会を開催されるということを知った時、
と、参加する決断をすることができました(^^)
撮影情報
撮影場所
地図
機材・愛用品
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- カメラ:SONY α7II
- レンズ:SEL90M28G
- カメラバック:エレコム off toco 2styleバッグパック[DGB-S035GY] → エレコム off toco
「エレコム off toco」の検索結果
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さいごに
実際、参加してみると、お2人の人柄がとっても温かくて優しくて熱心でなんにも心配することはありませんでした♪ 「写真が好き!」という共通点があるだけで大丈夫なものなのだなぁと(^^) 凡人ですから教えていただいた点をすぐに活かせるとは思いませんが、ふとした時に思い出し今までとは違った画が見えたり違った画が撮れたりするかもしれないな☆と、期待☆ これからの撮影が楽しみですo(^^)o また行き詰まった時や、何か興味を持ったことができた時には撮影会に参加したいです♪
もし私みたいに撮影会参加に迷われている方、最初の1歩をためらわれている方がいらっしゃいましたら、とりあえず「エイヤ!」と飛び込んでみてもいいかもしれません♪ この記事が、何か少しでも参考になれば幸いです☆
では、また~(^^)/
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