【書評】ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 / 伊藤洋志(著):働き方の選択肢が増えるかも

希望の光が見えるかも☆

こんにちは、ふわりです♪
ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 / 伊藤洋志(著)をご紹介します。
著者が5年間「ナリワイ」を発掘、開発する日々で、やってみてわかったことをまじえながら、「働き方は1つじゃない。そこで合わなくても他があるかもしれない。自分でつくれるかもしれない。」と、希望の光を見せてくれる本。
競争が苦手な方、自分で何か仕事をつくれたらいいなと思う方へ。

2021年1月22日

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 / 伊藤洋志(著)を読んで

この本を読んだきっかけ

今、時間をとても大切なものとしてとらえているので「人生を盗まれない」というタイトルにひかれたのと、ものづくりに憧れるので「もしナリワイが作れたらいいな」と、手にとりました。

ナリワイとは

全編を通して、たくさんナリワイの定義や考え方が出てきます。詳しくは読んでいただけたらと思いますが、ざっくり言うと「非バトルタイプ(競争社会が苦手)のための生活と仕事を一体化する考え方」で、生活の糧を得ながら同時に自分の生活を充実させうる仕事を差します。稼ぐのはあくまで二の次であり、最優先事項ではありません。
またその仕事はプロ(専業者)のような特別な才能を必要とせず規模は小さくて良くて、世の中の役に立ち、やっていて楽しくて人生を充実させるような仕事を複数組み合わせることを提案しています。利益優先ではない点と、頑張りすぎない点がポイントかな。ハードな自給自足ではなく、自分のできる範囲の労力でぼちぼち楽しく稼ぐ暮らし方を目指すという考え方です。そして人とのつながりも!

感想

「はじめに」から共感することばかり。著者が世の中の常識や、自身が働きながらストレス解消のためにモノを消費し散財している状況に「どうも、これはおかしい」と感じたことから始まります。これ、私も感じていたことでした。

”仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い” ナリワイの定義、考え方を知るにつれ、「これだっ!」と、思いました。「でも実際にナリワイをつくるのって難しそう。」って尻込みしちゃいます。私の中に埋め込まれた「働く=雇われる」というおそらく世間の常識と同じ図式はそう簡単には変わりそうもありません。でも世間の常識に疑問符が浮かぶことは今までたくさんありましたし、矛盾してるなって感じることもたくさんありました。実はそれらからナリワイがつくれるんですよって、つくりかたのヒントや手順が!それもとにかく簡単なところから手を付ければOK!と、ハードルを下げてくれる提案なのが嬉しい。そして面白いのが、”あえて言えば、ナリワイは「弱いコンセプト」なのである。” というところ。「え?弱くていいの?」詰めが甘くていいんだそうです(笑)「もしかして私にもできちゃう?なんだか楽しそう(^^)」って、思えて、パーッ!っと、明るい光が差し込みました。

私は日本酒しかり、音楽しかり手に職を持っている人をとても尊敬しています。自分1人で生きるチカラ=何かを生み出せるのって、本当にすごいなって思うんです。で、ものづくりへの憧れがずっとあって、「もし来世も人間として生まれてくることができたなら、絶対に何か職人さんになりたい!」と思っています。「来世なんて言わずに今からやれば?」と、周りは言うけれど、現世では趣味程度でやらせてもらってがんばる人を応援したい。そういう形で間接的にものづくりに関わりたいというスタンスです。著者はそんなプロの職人さんを目指すのではなく、“コツを覚えて特訓すれば人間たいていのことはできる!ひるむな!” と頼もしいエールを送ってくれます。「起業なんて無理だろうなぁ。。。」というブロックを外せそうな気がしてきます(^^)

さいごに

物心がついたころからもやっとしていたことがあります。
1つ目は勝負事。人と競うことが苦手でした。「いつも仲良くしている友だちと競うということになんの意味があるのだろう?」と、疑問に思っていましたし、勝っても負けてももやっとした感情をしばらく抱えていました。「なんかやだな。勝ち負けなんてつけなくていいのに。それよりもみんなで笑っている方がいい。誰かがなんかやだなって思う気持ちになる方法はとりたくないな。」って思っていました。今の社会は「勝負」がメイン。こんな性格なので今までもやっとすることが多かったのかもしれません。

2つ目は多数決。「声が多い方が採用されるのって本当にそれでいいのかな?」、「声が多いのが勝ちで正しいの?」、「声が少なくてもその人にとっては正しいと思ったことなのになぁ。」と、いつももやっとしていました。
仕事といえばオトナになったら就職して会社で雇われて働くという考え方が大多数の世間の常識で、働きに行っていれば白い目で見られることはまずないですよね。私もそういうものだと思いこんでいて疑いもなく就職し約21年間、同じ会社で働きましたが、後半は景気が悪くなり「あ、流れが変わってきてる。」と感じ始めてからはあっという間。その後は働き場所だけ変えて同じような働き方をしようとトライしましたが、ある日「フルタイムで単一の仕事をやるのは体力的にもうキツイな。頭も反応が鈍くなってきたし、もうしんどいな。」と、心底思ったのが転機。「これからどうやって家賃を払ってご飯を食べていけばいいのだろう?」と思考停止。暗闇へ行きかけ、「何かヒントがないかな?答えはないかな?」と、たくさん本を読みました。「ぼくたちに、もうモノは必要ない。/ 佐々木 典士(著)」で目から鱗が落ちたり、ちょっと違う視点や価値観を知ったりしたことで人生の選択肢が増え、ふっと心が軽くなり生きやすくなり救われました。この本もその1つです。答えは大多数の中だけにあるわけではないんですよね。

世の中の常識や流れに疑いもなく適応する人、疑うけれど適応する人、体が拒否反応を起こす人、バトルタイプ、非バトルタイプ、いろんな人がいます。人の数だけ生き方があるように、いろんな働き方もあるはず。「会社勤めしか働く方法はない。でもしんどい。どうしよう。起業なんて無理だろうし。これからはぼちぼちと楽しく働いて生きていきたいんだなぁ。」と言う方は目を通してみてはいかがでしょうか?そしてもし面白そうなナリワイが見つかり、人手が足りないときはぜひご一報くださいませ♪ 一緒に楽しみましょう~☆
では、また~(^^)/

こんな本もハマるかも

ぼくたちに、もうモノは必要ない。/ 佐々木 典士(著)
人生模索中の2015年6月に単行本を購入。考え方・価値観の見直しをしたくなった私にとって大切な本。後日[増補版]も出たのでKindleで書い直しました♪

減速して自由に生きる-ダウンシフターズ / 高坂勝(著)
こちらも人生模索中に出会った1冊。池袋でBarをやりながら稼ぎすぎないという面白い生き方・働き方を見せてくれました(^^)

年収90万円で東京ハッピーライフ / 大原扁理(著)
東京のはずれで隠居6年目の時に書いた本。ここまでやるか!というちょっと特殊な例かもしれませんが、「こんな人もいるんだなぁ。人生はなんとかなるものなのかもなぁ(^^)」と思った1冊。

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